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明治大学商学部
中川ゼミナール 原宿PJ
2016
KASE by KOJIMA
チュニックワンピース、
ウエスタンシャツ
生産者:「小島屋」(KOJIMAYA)
埼玉県羽生市の伝統工芸
「武州正藍染」を使用
ー小島染織工業株式会社ー
昔ながらの藍染工場と近代的な染色工場 のハイブリット工場を持ち、140年余年守り続けてきた伝統的製法でこだわりの製品を生産し、さらに未来に向けて新たな「藍」「染」「織」の価値創造を行っています。
ー武州正藍染 作業工程ー
①綛上げ藍染めの材料となる糸を輪の束にする工程 | ②綾出しむらなく染めるため束にした糸を均等にほぐす。この工程によって染まりが良くなる。 工業化できない作業の1つ。 |
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③綛染め藍の染料が入ったバスの中に何度もつけてはあげ、糸に染料をしっかりとつける。 機械で糸を絞った後に、職人の手で1束ずつほぐしていく。 | ⑤天日干し空気に触れさせることで染料の酸化が進み、より糸にしっかりと染み込む。酸化によって鮮やかな緑から、深い藍へと変わる。 湿度が大きく関係しており、作られた季節によって風合いがかわる。 |
⑥チーズアップ染め上げた糸を芯に巻いて一つの塊にする。 職人が、糸が切れてしまわないように巻きつける強さを調整。 | ⑦整経チーズアップした糸を経糸として大きなロールに巻き、織って生地にする前段階の工程。 職人が糸1本1本の感触で機械の作動をチェック。 |
⑧製織シャトル織機を使い少しずつ織り上げていく。もっと早く織れる機械もあるが、風合いを守るため変えていない。現在はこのシャトル機は製造されていないため、部品を再利用するか、修理の場合は巨額の費用がかかる。 |
①綛上げ
藍染めの材料となる糸を輪の束にしていきます。
②綾出し
むらなく染めるため束にした糸を均等にほぐします。工業化できない作業の1つで、職人が1つ1つ丁寧に綾出しをしていきます。
③綛染め
藍の染料が入ったバスの中に何度もつけてはあげ、糸に染料をしっかりとつけていきます。機械で糸を絞った後に、職人の手で1束ずつほぐしていきます。
④糸洗い・糊付け
糊付けでは、仕上がったときの風合い、柔らかさをきめることができます。
⑤天日干し
空気に触れさせることで染料の酸化が進み、より糸にしっかりと染み込みます。驚くことに、酸化によって鮮やかな緑から、深い藍へと変わります。また、湿度が大きく関係しており、作られた季節によって風合いがかわることも。
⑥チーズアップ
染め上げた糸を芯に巻いて一つの塊にします。糸が切れてしまわないよう、職人が巻きつける強さの繊細な調整を行っています。
⑦整経
チーズアップした糸を経糸として大きなロールに巻き、織って生地にする前段階の工程です。職人が糸1本1本の感触で機械の作動をチェックしています。
⑧製織
シャトル織機を使い少しずつ織り上げていきます。もっと早く織れる機械もありますが、風合いを守るため変えていません。現在はこのシャトル機は製造されていないため、大事に手入れされ守られています。
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