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名古屋黒紋付染 半むら染め

オーガニックコットンオックスフォードシャツ

生産者:ツムギラボ

愛知県名古屋市の伝統工芸

「名古屋黒紋付染」

ーツムギラボー

 名古屋のアパレルメーカーが2014年7月に、地元の伝統工芸の技を取り入れたアイテムを発信する、「ツムギラボ」を立ち上げた。ブランドのコンセプトは「日本の伝統工芸や一点一点の手仕事から、一筋の糸を紡ぎだすように、一つ一つことばを紡ぎだすように、一人一人と縁を紡ぐように、コツコツと永く価値を創る取り組み」

 

 

ー名古屋黒紋付染 作業工程ー

① 地入
④ 紋糊ふせ
⑤ 紋金網あて
⑥ 黒染色

① 地入

生地についた不純物を煮だすことで取り除き、染めむらがないようにする。

 

②水洗

地入で表面に出た不純物を取り除く。

③下ゆのし

紋の位置を決めるため、生地の地の目を通し、巾、長さを整える。

 

④ 紋糊ふせ

メンコと呼ばれる、美濃和紙10枚ほど貼り合わせて作る。白く紋を抜くのに必要。

 

⑤ 紋当金網付け(もんあてかなあみつけ)

メンコが動かないように白金でつくられた金網でとめる。

⑥ 黒染色

紅下、藍下などの下染をすることにより、深い黒色に仕上げる。

 

⑦ 糊落とし

紋金網をはずしてメンコをとり、生地についた糊を落とす。

 

⑧水洗い

何度もすすぐことで、余分な染料を落とす。

 

⑨ゆのし

仕上げとして、地目を入れて整えていく。

⑩上絵

墨を使って、それぞれの家紋を入れる。

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